大会長挨拶
第27回西日本臨床小児口腔外科学会 開催に当たってご挨拶
大会長 戸谷孝洋
(九州歯科大学口腔再建リハビリテーション学)

 今年は第27回西日本臨床小児口腔外科学会総会・学術大会を平成28年9月24日(土)・25日(日)に大阪歯科大学天満橋学舎創立 100 周年記念館にて開催させていただくことになりました。会員の皆様、及び準備委員一同のご尽力に感謝申し上げます。 今大会では、「口腔医学の立場から小児の成長を考える」をテーマに基調講演・教育講演・ 特別講演・市民フォーラム、及び一般口演を企画しております。 
 基調講演は大阪歯科大学付属病院副病院長・歯科保存学の山本一世教授、教育講演は 大阪歯科大学小児歯科学の有田憲司教授にお願いしております。特別講演では大阪歯科大学口腔外科学分野の覚道健治名誉・臨床教授による「顎関節症における新分類(病態分類)と臨床的意義」、大西智之先生による「自閉スペクトラム症を有する患者の歯科治療」、後藤修一郎先生による 「低年齢児の再植歯に関する説明責任」 を予定しております。午後からは大阪大学歯学部 顎口腔機能 治療学教室の小谷泰子先生による市民フォーラムが「全身の健康はお口の健康から」と題して行われます。
 西日本臨床小児口腔外科学会の意義は、小児歯科分野から口腔外科分野を網羅し、 幅広く活発な討論が行われることにより、研究の高度化、臨床の治療技術・実績の向上、 ひいては国民の全身的健康の獲得に繋がることにあります。 
一般口演につきましても幅広い職域・分野からご発表をいただき、学術的な議論や知識が深まるようなディスカッションをお願いしまして、ご挨拶とさせていただきます。